K-3で星を撮ってみました。
星の知識はほとんどなかったのですが、最近カメラで星を撮ってみたくなりまして。ナノトラッカーという一番安いポータブル赤道儀を導入してみました。星は常に動いているので何十秒とか露光すると微妙に星が動いてしまうのですが、赤道儀を使うと星を点で写せるという代物のようです。上の写真は30秒露光していますが、なんとか星が点で写ってるように見えます。
ちなみにK-3やPENTAXの最近のデジタル一眼レフですとO-GPS1というアクセサリを導入し、アストロトレーサーという機能を使うことで赤道儀なしでも星を点で写すことが可能のようです。私はPENTAX以外のカメラも使用するので今回はナノトラッカーを選びました。
上の写真は近所の公園で撮った写真です。星を知らない私でもオリオン座だけは知っていましたw 冬の大三角というのは聞いた事はありましたが、これの事だというのは最近知りました。 オリオン座の中にオリオン大星雲というのがあって、これを望遠レンズとか使ってそのうち綺麗に撮りたいなと思っています。
どこにどんな星座があるか知らずに適当な方角を撮った写真。こちらも30秒露光。右下にWだかMみたいな形のがカシオペヤ座のようです。Wの形とかいうのは子供の頃は知ってたような気がしますがいつの間にか忘れていました。それの右の方にあるのがおそらく北極星。カシオペヤ座の左上はペルセウス座。カシオペヤ座のやや左下がアンドロメダ座。アンドロメダ銀河もうっすらと写ってるように見えます。これもいつか綺麗に撮りたい。 写真左上のツブツブはすばる星(プレアデス星団)ですね。 星や星座の事も色々知ると楽しいものです。
普通にカメラで星の写真を撮ると目で見えない暗い星がたくさん写ってしまい、肉眼でよく見える明るい星が目立たなくなってしまいます。明るい星をより大きく写すためにソフトフィルターというものがよく使われるそうですが、K-3のレビュー中には間に合いませんでした・・。近いうちに導入予定です。
PENTAXのカメラが星を写すのに向いてる点にインターバル撮影機能が内蔵している点があります。これは数秒おきに何枚撮るとか設定すると自動でシャッターを切ったりしてくれる機能で、他メーカーだと外部アクセサリを使わないと対応できない機能を内蔵しているのは素晴らしいです。
上の写真はふたご座流星群が見えると聞いて、流れ星を撮ろうとK-3自宅のベランダに設置してインターバル撮影を試してみた写真なのですが、タイトルの通り大失敗しました。一瞬流れ星が写ってるかと思いましたが、どうやら飛行機のようです・・。周りが明るすぎてゴーストも出てるしブレてるし・・。
あとバッテリーが満充電でなかったせいと気温が低かったせいか、100枚程度でバッテリーが切れてインターバル撮影が終了していました。流れ星もいつか撮ってみたいですね。
三日月です。野鳥を撮る為に購入したBORG 50アクロマートという天体望遠鏡を使用しています。250mm F5.6の対物レンズで35mm換算約380mmくらいです。手持ちでMFですがK-3の手ブレ補正が効いてるように思います。トリミングしています。
月です。これもBORG 50アクロマート使用ですが、F AFアダプター 1.7Xという1.7倍テレコン&AF化のアダプタを使用している為250mm x 1.7 = 425mmで35mm換算650mmの超望遠になります。AFで撮影しました。これもトリミングしています。なんか微妙に甘いのでもっと良い対物レンズが欲しくなりますね。
PENTAX K-3はインターバル撮影機能が内蔵していたりO-GPS1の存在など、星の撮影にも充分使えそうです。
あと何回か作例の記事が続くと思います。
撮影に使用した「PENTAX K-3」はリコーイメージングさんのモニターでお借りしているものです。
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