K-3とBORG(ボーグ)で鳥を撮ってみました。
冬になると近くの川とかで鳥を見かける事が多く、3年前にカワセミを初めて見かけてからは毎年この時期になると超望遠レンズが欲しくなるのですが、K-3のモニターに当選したのでそれに合わせてBORGという天体望遠鏡のシステムに手を出してしまいました。BORGは元々は天体望遠鏡ですが、とてもシャープに撮れるので野鳥を撮る為に使っている人も多いみたいです。
BORGは通常ピント合わせはMFなのですが、PENTAXには”F AFアダプター 1.7X”という純正アクセサリがあり、これを使うとMFレンズをAF化する事ができ1.7倍のテレコン効果もあるので、これをBORGと組み合わせるとAFが使えるようになります。AFボーグ呼ばれてるらしい。
最初はお試しという意味もあり一番安いミニボーグ50対物レンズが付属したセットをヤフオクで安く落札してみました。
これは250mm F5のレンズでF AFアダプター1.7Xで425mm、APS-Cなので35mm換算すると約650mmでしょうか。
カワセミの写真
上の写真が一番良く撮れたカワセミの写真です。かなり近くに寄って撮れました。これが撮れた時はちょっと感動しました。BORGの解像力もありますし、K-3の2400万画素ローパスレスの威力も大きいかなと思います。
カワセミを撮る為にBORG導入したようなものなのでほとんどカワセミばかり撮ってました・・w AFが使えるのは便利。
換算650mmでもカワセミほど小さめの鳥だと結構寄らないとちゃんと解像しませんね。K-3はトリミング耐性が強いのでなんとかなってます。
下のクチバシが赤っぽいのはメスらしいです。形も微妙に違うような。 近所の川にはこのオス・メスの2匹しか居なそうな気がしてます。
カワセミは飛び込みの写真やホバリングの写真をそのうち撮ってみたいです。
サギの写真
サギ系はよく見かける鳥ですね。大きめなので写真は撮りやすいですが、目がちょっと怖い・・w
コサギ。小さめのサギ。クチバシが黒いです。川に入って魚を狙っているようです。
ダイサギ。大きめのサギ。似たようなのでチュウサギというのもいるらしいが多分これはダイサギ。たぶん・・。
アオサギ。ダイサギより大きい。これくらい大きな鳥だと飛んでる写真も割りと撮りやすいですね。AF.Cで連写して撮りました。
セキレイの写真
ハクセキレイ。小さい鳥。よく公園とか道路とかを高速歩行しているのを見かけます。
セグロセキレイ。これもハクセキレイと同じように高速歩行していてよく見かけます。この時は公園で上のハクセキレイの近くを歩いてました。よく見ると可愛い。
キセキレイ。これは川辺でよく見かけます。
それ以外の写真
ムクドリ。よく木にとまっていて木の実みたいのを食ってるのを見かけます。これはイラガの繭でもつついてるのでしょうか・・。こないだ電線に大量に鳥がとまっててスズメかと思ったらムクドリでした。よく見かける鳥ですね。
この写真も確かそうだった気がしますが、ミニボーグ50対物レンズ(50アクロマート)はアクロマートと言ってアポクロマートと違い色収差が出やすいレンズで、輪郭の周りがかなり紫色になったりする事が多くあったのですが、Lightroom5を使うと簡単に消せました。
カワラヒワ。最近知った鳥。近所の木によくとまってます。スズメの仲間みたいな感じ。電線にたくさん止まってたりもします。
ヒヨドリ。キョエーーー!キィィーー!みたいな高い声で鳴いてるのですぐわかります。よく枯れ木みたいのにとまってます。これは桜の木ですね。警戒心が強いのかすぐ逃げます。
おまけ
鳥とは関係ないですが飛びもの繋がりということで飛行機の写真を・・w 浜松に航空自衛隊の基地がある関係か昼間はよく上空を通過してるのを見かけます。T-4(練習機)が多いですね。たまにAWACSとかいうおっきなのも飛んでます。
まとめ
K-3とBORGの組み合わせは鳥を撮るのに向いていると思いました。K-3は高解像でトリミング耐性も強いですし、連写も従来機より速くなっているので飛びものを撮るのにも良さそうです。手ブレ補正もあるので手持ちで使う事もできます。今回載せた写真もほとんど手持ちで撮影しています。
次回はイルミネーションの写真の記事を載せてK-3モニターレビューを終了としたいと思います。 ちょっとこの記事を書くのに時間がかかりすぎてしまった・・。
撮影に使用した「PENTAX K-3」はリコーイメージングさんのモニターでお借りしているものです。
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