2014年9月25日発売予定のNikon D750についてぐだぐだ書いてみる。
D750 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
D750はD610と同じくらいの大きさ・重さのまま、チルト液晶を搭載し、51点AFと言った上位機並みの性能を持っていてなかなか凄い。それでいて20万円程度の値段からスタート。これはかなり売れるのではないかと。
今までD610で気になっていた点は、AFが39点で上位機と比べると物足りないと思っていたのでそこが改善されたのは大きい。
個人的には親指AFを使うのでAFボタンが独立していないのは残念なのだが、ファインダー内表示もD7100並になって電子水準器の表示も見やすくなってると良いと思う。
一応D750はD610の上位機種という位置付けとなっているようだが、おそらくD750はD610の実質的な後継なのではないかと思っている。D610はそのうちディスコンとなるのでは?
他の所でも散々言われているが、D600はダスト問題があり、リコール並みの問題であったがメーカーは不具合と認めず、1年後にこっそりダスト問題を解消したD610を出したせいで、火に油を注ぐ形になり騒ぎが更に大きくなった経緯がある。
勝手な想像だと、D750を出したのはダスト問題で印象の悪くなったD600番台は廃盤とし、D600からD610で1年で更新してしまったのを、D750と上位機種とすることで2年以上の更新スパンに戻そうという狙いがあるのかもしれない。
D750は個人的にはかなり好印象の機種なのだが、Twitterとかを見ていると評判が良くないような印象を受ける。これの原因の一つにはD750という型番にある。
D700という機種が以前存在しており、これは最上位フラッグシップのD3と同等のセンサー・AFを搭載しながら、バッテリーグリップを装着すると8コマ/秒といった高速連写も出来るというカメラでかなり売れた機種と思われる。
D700 | ニコンイメージング
D750の発表されるしばらく前に、新機種発表の噂が流れたが、D750という機種名と2400万画素で連写8コマ/秒という噂が流れたので、皆がD700の後継なのではないかと期待したが、実際に発表されてみたらボディはD610相当で、連写も6.5コマ/秒だったので落胆した人が多いようだ。型番だけ見たらD700の後継のようだが、実際はD610の後継と呼ぶのが正しいだろう。仕様から見てもD700後継とは思えないし、D610の後継として見たらかなりの正常進化で凄いと思う。
連写が6.5コマ/秒が少ないという意見もある。せめて8コマ/秒あれば・・とか。これはカメラの処理速度やメカの問題もあるが、想像ではセンサーの読み出し速度もこれくらいが限界なのではないかという可能性も・・。
最高シャッター速度が1/4000秒が遅いという意見も。これはD610と同等ボディだから仕方ない。これを解決するとなるとボディも大きくなるのではないだろうか。
D700の後継機を望む声はまだ多いようだ。もしD700後継と呼べる機種のスペックはこうだろう。D4Sと同等の16MPセンサー・AFセンサー・機能、D810と同等のボディ。8〜10コマ/秒の連写。もしこれを実現させたとして、D750と同じ20万で出すのは無理なのではないかと思う。おそらくD810と近い30万近くになるのでは。30万といったら型落ちのD4の中古に手が届いてしまう・・。またメーカーとしてもD4Sのシェアを奪うような機種をはたして出すのか疑問である。
D700後継が欲しい人はおとなしく、D4SかD4を買えば良いという話である。
個人的にD750が欲しいといったら・・ うーん、20万出すなら中古で16万円台からあるD800の方が遊べそうかな・・w
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