玄箱PRO、シリアルコンソールに苦戦

玄人指向のLinuxBoxです。主にREGZAの録画用のNASとして使う予定ですが、常時起動の初Linux機となるので色々と遊べそうです。

今までの玄箱とは違い256MBのフラッシュメモリを内蔵しておりLinuxカーネルもインストールされているようだ。NASもすぐ使えそうなんだけども勝手が悪そうなのでDebianを入れようと考えています。既にDebian化に成功している方もいるようなのでね。

標準でtelnetが使えるのだけど、起動時のメッセージも見れないしなんだか不安。それに起動先を切り替えたり、色々いじくりたい場合にはシリアルコンソールが必須とのこと。シリアルコンソールとはシリアルポートで通信してコンソールを操作できる手段らしい。
公式ページによると、シリアルコンソール接続キットが4月末に出るらしい。でも1ヶ月以上なんて待てませんw

Webで調べてみると簡単に自作できることが判明。ここら辺を参考にしてみた。
9-KEとUP-12Cなどの携帯電話接続用のケーブルが流用できる模様。心配だったのでその2種類のケーブルを買いました(ぉ 結論からいうと、どちらも接続できましたw

基板にはスルーホールという穴が開いているだけなので、ケーブルと接続するには基板にピンヘッダという部品をはんだ付けしたりしないといけないらしい。はんだ付けはW-ZERO3[es]のUSBホストケーブルを自作した時にちょっとやったけど自信がないなぁ。。とりあえず下記の部品を千石通商の通販で購入。はんだごてはかみさんが持っていたのでそれを使用。

  • ピンヘッダ 1×40 2.54mmピッチ
  • 信号伝達コネクタ(黒)1×4 2.54mmピッチ
  • 信号伝達コネクタ用ピン
  • はんだ等・・

2種類のシリアルケーブルの先をむいてスルーホールに引っかけて使ってみるとどちらも使用できたのでひとまず安心。通信ソフトはTTSSH2を使用。設定は15200bps/8bit/none/1bit/noneでOK。最初レートが違ったので怪しい文字列の羅列がたくさん出ましたw

ケーブルの先に信号伝達コネクタ用ピンを付けてラジオペンチで潰して固定(本当は専用の圧着工具があるらしい)。そいつを信号伝達コネクタに差し込む。ケーブルはこれで完成。

40列あるピンヘッダを4列分で切り、玄箱PROのシリアルコンソール用のスルーホール(CN6)に差し込む。そして基板の裏からはんだ付け。これで完成と思い、ケーブルのコネクタを差し込んでみるも反応がねぇ!!

ここからしばらくハマってしまう。ケーブルのコネクタ側が悪いのかはんだ付けが悪いのか。。試行錯誤した結果、はんだ付けがうまく出来ていないのが原因でした。。ピンヘッダが傾いていたようです。不器用だなぁ。。

さて、ここからが本番なんだけど。例のごとく余計な部分で時間をとられてしまった。

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